県P研究大会『むつ・下北大会』を終えて

 

大会所感

11月5日(土)・6日(日)の両日、第54回青森県PTA研究大会『むつ・下北大会』に参加して参りました。
県P研究大会としては4年ぶりとなるとのことで、大会実行委員会の皆様はさぞご苦労されたことと思います。貴重な学びの場をいただきありがとうございます。

今回は第二分科会でパネリストとして参加させていただきました。
第二分科会の皆さまにも深く感謝しております。

また、宮下市長の記念講演は、全国的に取り沙汰されている部活動地域化問題についても踏み込み、むつ市の取り組みについてご説明いただきました。
市がクラブチームを主管していく考え方は部活動地域化問題についての唯一の最適解ではないかと思う素晴らしい内容でした。青森市でもぜひこの方向性について検討していただきたいと考えております。

 

大会の意義について

誤解を恐れずに言えば私はPTA研究大会はPTAの自己満足的な行事で本質的な意味合いは低いと考えていました。もっと言えば大会への動員が大切なPTA活動だという雰囲気に嫌悪感すら感じておりました。
職責を顧みず役職の上にふんぞり返った方々が自らのプライドを優先して前例踏襲という無策を連綿と繰り返し続けるという形骸化した無意味な活動の象徴として見ていました。

ですが、今回パネリストとして大会に関与する中でこの思いが確実に変わりました。
研究大会に参加する目的を改めて紐解いてみると会則第7条において『相互の連絡、情報交換』『課題の調査、研究、解決』『相互の研修及び親睦』と定義されています。
この3つの目的をテーマに据えて大会を振り返ってみるに、実に有意義にこれらの目的を達成する活動になっているんですね。
多くの誤解を持っていましたが参加してみて初めてこの有用性に気づいた次第です。
まだ参加したことのない皆様はぜひ参加してみることをお勧めします。

私たちは2年後に開催予定の『日本PTA東北ブロック研究大会東青大会(仮称)』の主管として大規模な大会を取り仕切っていかなければなりません。
その準備を進めるために必要な、大切なピースを得られたと個人的に思っています。

 

市P連からの助成の内訳

市Pからの助成額および対象については以下の通りとしました。
・宿泊助成 @7,000(対象:市P連三役/表彰対象者・単P助成無しの場合限定・不足分は個人負担)
・大会参加費助成 @2,000(単P助成無しの場合限定)

上記による助成金の拠出は以下の通りとなりました。(11月7日20:30事務局からの報告による)
・宿泊助成:77,000円(@7,000 x 11名)
・大会参加費助成:22,000円(@2,000 x 11名)
・合計:99,000

※県P大会補助 100,000円をほぼ消化した状態なので、結果として適正な助成範囲・金額の設定であったと考えております。

 

市P連からの助成について今後の課題

今回の研究大会参加者を募集している中で『助成が出るから参加する』という声を多く伺いました。
広く助成を行うことで、参加者が増える=学ぶ機会・交流する機会が増えることがリアルに体感できましたが、このバランスをどこで収めるかというのは次年度以降の課題になるかと思います。
コロナ禍で停滞したPTA活動のエンジンを再始動させる意味でも、こういった大会参加への助成枠を次年度予算で確保して貰うことを会長会議にて各校会長にお願いしていきたいと考えております。

 

宮下市長記念公演より

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